この真っ白なおまんじゅうが『鳩まん』です。
私のお気に入り。
F★Bの2004年秋号の西荻SWEETSにも掲載しましたが、
お店が閉店したため、もう食べる事の出来ない和菓子なのです。
ほのかに山芋の香りがする皮が、もっちりとしていて
あっさりと上品な餡との組み合わせが、美味しかった。
ここ、何年かで西荻では古くからのお店の閉店が続いています。
この鳩まんの和菓子屋『中むら』、うどんの『春日』、
イタリアンでは『トラットリア・ダ・キヨ』に、お菓子の『がちまいや』。
おそばの『地玖庵』。
ついに、最近『真砂』がなくなってしまいました。
ローストビーフが有名でしたが、ポテトサラダ、グラタン・・
美味しかったなー。
何といっても、あの畳のお座敷で気兼ねなく
のんびり出来る雰囲気が好きでした。
『春日』と『トラットリア・ダ・キヨ』は
特によく食べに行ったお店。
時々、あの味を思い出しては、無性に食べたくなるのです。
それに、大切なお店の食事は、
大切な時間であることが多い。
その思い出の場所が無くなる事も淋しいかぎりです。
東側の高架下の工事が始まって、商店街が出来るらしく
私としては、ちょっと微妙な気分です。
マイペースだけど、しっかりと美味しいお店が
こっそりあるのが、私の西荻らしさのイメージ。
西荻の個性が変わらないままでいてほしいなと思います。
コメント (4)
お気に入りのお店が閉店すると、とても凹んでしまいます。
もう二度と食べられない味だと思うと、無性に食べたくなって。
今でも六本木の和泉屋の閉店はサミシイ気持ちになります。
６月いっぱいで閉店したラフォーレ東京の中のル・コルドンブルー・ブティックのパンは、毎日のように買いに行っていたので、とても残念です。
投稿者: kei | 2007年7月14日 23:42
日時: 2007年7月14日 23:42
keiさんへ
こんにちは。はじめまして。
ホントに、親戚か友人かがいなくなったようなくらいに
ションボリしてしまいます。
お店って、いつでもそこにある気がしてしまうけれど、
無くなって初めて気づく大切さ・・です。
投稿者: yuki.t | 2007年7月15日 18:23
日時: 2007年7月15日 18:23
「真砂」閉店したんですか！？知らなかった～。
数年前に父の誕生日を皆でしたんです。
ポテトサラダとローストビーフをもう一度食べたかったな。
がちまいやのストロベリーケーキももう食べられないし・・・
最近はしみずや(パン屋さん）さんのおばさんも亡くなったんですよ。おじさん意気消沈してしまったのか、お店もお休みが続いています。
何だか、西荻がかわってゆくのかな・・・なんて寂しいです。
ウチのお店の近所も閉店が去年からポツポツと続いているし。。。
投稿者: moodゆき | 2007年7月16日 13:08
日時: 2007年7月16日 13:08
moodゆきさんへ
そうなんですよ〜！！
閉店の貼り紙を見た時は、『え〜！！』って
何度も見返しました。
そして、もう新しいお店が出来ているのです。
記念日をお祝いしたお店がなくなるって淋しいですよね。
しみずやさんのおばさんの話、聞いてました。
この前、見に行ったらやっぱりお休みで、心配・・。
心の中で応援しているのですが、どうなるのかしら。
投稿者: yuki.t | 2007年7月16日 18:47
日時: 2007年7月16日 18:47