先日お知らせしましたTammyさんの子育て連載。
今日からスタートです!
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はじめまして。
今回より隔月で、子育ての話をさせてもらいます。
5歳の娘の初めての育児のときに感じたこと、
悩んだことからおかしな現在まで、
1歳2ヶ月の息子の子育てを通してあらためて思うこと、
新鮮な驚きなどを織りまぜて、おはなしできたらと思っています。
どうぞ、よろしくお願いします。
さまざまな育児情報があふれかえっています。
ついこの間までは よしとされていたことが、
今はダメだったり、逆もまたしかり。
母子手帳なんて、私たちが生まれた頃とは
驚くほど内容が変わっています。
そんな中、ずっと変わらない育児があります。
抱きしめてあげることです。
600年ほど前のこと。
ローマの王さまフリードリヒ1世が、残酷な実験をしました。
赤ちゃんを抱っこせずに、話しかけず、しかもあやさずに育てたら
どんな言葉を話すだろうか、というものです。
ミルクを与え、おむつを換え、世話はするのです。
何人もの赤ちゃんを、集めては行われたこの実験は、
失敗に終わったそうです。
どの子も、1歳になる前に、みんな死んでしまったからです。
いつも抱っこしてるわよ!あたりまえじゃない!と
思う方がほとんどかと思います
『つ がつくまでは膝の上』という言葉をご存知ですか?
1歳2歳ではなくて、1つ・2つ・3つという数え方ができる年齢までは、
どうぞ子供に膝をかして、抱きしめてあげてね、
ということです。
これでいくと、9つ、小学3,4年生まで。
5,6歳で、もうかなり生意気な口をきいてくるのだけれど、
まだまだ膝の上にのってくる、甘えん坊さんなのです。
先は長いですね。
けれども、9つまでは、どうぞ存分に抱きしめてあげてください。
ちなみにうちの娘はもう年長なのに、
あわよくば、おっぱいも飲みたいくらい甘えん坊。
息子は男の子だから、9つまでってできるかしら?と正直、心配。
でも私なんて、中学生になっても
母の膝が恋しく、けれど、3人姉弟の一番上だったので
唯一、大手をふって甘えられる耳かきの日が
大好きだったものね。