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イギリス子育て事情

今日は『F★B子育てガイド』の定番コーナーだった
『イギリス子育て事情』をご紹介します。

『イギリス子育て事情』はイギリスで素敵な旦那様と3人の子どもと暮らしている
友人のユリさんの協力で出来ました。
ユリさんは私の姉の幼なじみ。私にとっては親戚のお姉さんのような・・
遠く離れていても、頑張ってる姿を思い浮かべては自分も励まされる
そんな存在なのです。


F★B 2005年冬号より〜

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Q.出産費用の補助はある?
イギリスではNHS(ナショナルヘルスサービス)というものが効くので
NHSの効く病院へ行けば無料です。
2週間おきの検診も超音波も分娩そのものもすべて無料で、
検診までの段階ではとてもケアーしてくれ「妊娠パック」が
誰でもこれまた無料でもらえて色んな妊娠と出産に関する
インフォーメーションがついてきます。
いつでも電話一本でアドバイスももらえます。

ただ、出産そのものは結構大雑把かな(無料だけあって)。
私は初産のとき背中に大っきな注射針を入れたので、
殆ど全身麻酔状態で、出産当日も産んだ我が子さえ抱けない状態でした。
入院はたったの一日で、右も左も子育ての経験なんて分からないうちに
病院から出され、実習で学べと言われた感じでした。
そういう大雑把さを嫌い、経済面に余裕がある人は
やはりプライベートの病院を使います。
費用はピンきり(10万から100万?)。ケアーも行き届いているよう。
もちろん大半の人はNHSで産みます。

ちなみに、NHSは出産後も生かされ、子供が1歳の誕生日を迎えるまで
“子供の母親”の医療代も無料です。だから私もその間に歯科に通いました。
子供は16歳まで医療費も薬代も(プライベートでない限り)無料です!
その代わり、この国は税金が17 .5%とほんっとうに高い(世界トップ級)。
だから今まで何十万も払い続けてきた税金が、子供ができたことで
清算されると感じる家庭も少なくないはずです。

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2007年6月10日 23:50に投稿されたエントリーのページです。

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