« お正月のかたち | メイン | 月連載・子育ての話 その3 »

お正月休みの過ごし方 

今日は映画の話。
先日宣言した通り、ちょっと(?)マニアックなので
ご興味のある方だけ、どうぞ〜♪

年末年始はのんびりと・・といって何をするのか?
息子が大暴れのお昼はさておいて、
夜になったらかなりテレビ前に居座っています。
 
ドラマ・・映画・・バラエティ・・などなど。
懐かしい映画もけっこう放送しているので、そのまま見たり。
先日は『里見八犬伝』をついつい見てしまいました。
薬師丸ひろ子や真田広之が若い!
そして千葉真一や夏木マリの濃い演技が最高です。
やっぱり面白いなー。
上映当時、まだ小学生だったのですが、
両親と映画館に見に行ったものです。
大人になった今みると、さすがは深作欣二といった感じ。
 
単純に面白い!と楽しめる深作欣二の作品は大好きです。
『蒲田行進曲』や『いつかギラギラする日』などなど。
 
そして、とっておきは・・
ええ!と思うかもしれませんが、
菅原文太の『仁義なき戦い』です。
ヤクザものではありますが、濃いキャスティングとさすがの演出。
全編とおして登場する梅宮辰夫は、ホンモノ?と思える迫力です。
そして、途中から重要な役で登場の小林旭。
これがスター☆と思わせるかっこよさ。
黒澤明の映画は見ても、コチラを見ていないのは
もったいないと思える映画なのです。
 
 
さらに秘かに日本映画の傑作?と思っているのは
小松左京原作の『復活の日』。
衝撃的な展開に目が覚める映画です。
 
全世界に蔓延した新型ウイルスによって、人類がほとんど絶滅・・
という、小松左京らしいストーリーなのですが、
絶滅・・の過程が、息詰まるような表現。
きっと今だったら、お涙頂戴にするでしょうが、
深作欣二はもちろん、リアルに描きます。
そして、生き残った人々の選択しなくてはいけない
暗〜い状況と究極の選択・・。
見終わった時に、夫と私はしばらく無言・・なくらいに
すごい映画なのでした。
 
この映画はまったく知らなくて、昨年の秋頃に
WOWOWで放送していたものを偶然見たのです。
見といて良かった!
 
それにしても、日本の昔の映画には
この映画をどうしても撮りたい!という強い気持ちを感じます。
そんな部分には少し憧れり、刺激を受けたり・・。
 
ここまで読むと、まるで激しい映画が好きな様に見えますが
心温まる映画だって、もちろん好きです。

でも長くなるので、その話はまたいつか・・。
 
yuki

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2008年1月 4日 19:45に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「お正月のかたち」です。

次の投稿は「月連載・子育ての話 その3」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。