FLYERS-webの夏休み企画です♪
夏休みの子ども達。たくさん遊んで泳いで・・
たまに絵本なんていかがでしょう?
幼稚園〜小学校低学年向けの絵本を選びました。
『3人のちいさな人魚』 絵と文 デニス・トレとアレイン・トレ
こんな人魚にあってみたいな!と思わせる
お茶目で楽しい、物語り。
女の子なら大好きになるはずです。
シンプルな線で描かれたイラストも可愛いですよ。
ふかいふかい海の底に暮らす、3人の人魚。
コーラ、フローラ、ベラ。
人魚なのに歌がへたっぴな3人と
人間の女の子がふれあうあたたかいお話です。
『おたまじゃくしの101ちゃん』 加古 里子(かこさとし)
加古 里子の絵本はどれも、突拍子ないストーリーで
フフフと笑ってしまう楽しさがあります。
この『101ちゃん』の物語は4才の息子が
保育園で知ってから夢中になった1冊。
お母さんカエルと101ぴきのおたまじゃくしの子ども達。
名前は1ちゃん、2ちゃん、3ちゃん、4ちゃん・・・最後は101ちゃんです。
ある出来事から、ザリガニに捕まったお母さんを救うため
おたまじゃくしの子ども達が
『わっしょい、わっしょいスクラムだ!』と
力を合わせながら助けにいきます。
ここでやっぱり、ウフフと笑ってしまう。
読んだあとは101ちゃんごっこで盛り上がるのも
子どもの自由なところです。
『しょうぼうじどうしゃ じぷた』 さく・渡辺 茂男 , え・山本 忠敬
自動車絵本の定番中の定番でしょうか。
男の子が選ぶのは、かわいい車のイラストではなく
なぜか、キチンと車が描かれた絵本。
きっと細かく表現されている方が好きなのでしょう。
2才頃から始まる車や電車へのこだわり。
しばらく続くので、そんな時には山本忠敬の絵本がオススメです。
母親ではわからない、ポイントがあるのだと思います。
ジープを改良したじぷた。
はしごしゃの「のっぽ君」、高圧車の「ぱんぷ君」、
そして救急車の「いちもくさん」に憧れますが・・。
名前もストーリーもちょっと古めかしいけど
レトロな感じが面白いのです。
『デブの国ノッポの国』 さく・アンドレ モロア え・長新太
タイトルからして子どもには気になるはず。
私が小学校の頃、大好きだった本です。
デブのお兄さんとやせっぽちの弟。
ひょんなことから不思議な地下の国を見つけます。
そこでは太っている人はデブの国、痩せていればノッポの国に住む世界。
二人は離ればなれに。
そして、そのうち2つの国の戦争が始まり・・・。
地下の国へ行くエスカレーター。
デブの国に行く、丸い船。とにかくおかしな事ばかり。
戦争のくだりもありますが、
最後はしみじみと心温まるのです。
そして、西荻の小さなイベント情報はコチラ。
三月の羊にある小さな絵本屋『ねこひ』にて。
8月12日(日)14:00より
「くいしんぼおはなし会」
30分程度 無料(絵本2冊、紙芝居1つの予定)
おいしいものが出てくる絵本や紙芝居の読み語りです。